土と自然素材を研究しながら地球のこと健康のこと空間のことを考えて住宅及び建築を創っています

土間のある「FU」邸【設計編】

■各画像クリックで拡大表示■

この住宅は、姫路市の北の田園地帯に建つ住宅である。　
耕地整理の一角にあるこの敷地はほぼ矩形の南側道路の敷地である。
周囲はほぼ平坦地であり、耕地整理で今回、「Ｆｕ」邸を含め４軒の住宅があらたに建つ。
古くからの集落に隣接しており、周囲の住宅は都市近郊の郊外に見られる典型的な入母屋造りの家が多いところである。
　この住宅の設計の依頼を現地に建ち、この近くに「蛍」の生息地でもある環境の中で、周囲に溶け込むデザインを基本にしようと考えたクライアントの考え方とも一致して、瓦屋根を優しく見せるデザインにした。
外部との区切りは、高さ1.5ｍほどの「版築の塀」をイメージしたものとしてアプローチする。
内部は親戚の方が集まる和室「ハレの場」とプライベート部分を分けて、居間・家事コーナー・キッチン等の動線に回遊性を持たしたプランになった。


素材体験編｜現場工事編

イメージ模型

パース

模型と並行して３Ｄでも全体のイメージを確かめクライアントとの相談で決定する。更に外部だけでなく室内空間のイメージを共有する為に、平面図、断面図だけでなくて３次元でイメージパースをおこし計画を進める。

さてこれから

全体のイメージがほぼ固まった段階で、いよいよ実施設計に入り、各部分の寸法や仕上げ、構造のチェックをして、詳細な図面を製作する。　 現在、最後の段階に入り日夜図面とニラメッコ！２００２年初めの着工に向けて進んでいる。今後の報告に、ご期待を！

素材体験編｜現場工事編

2001/9/1　 Produce by Moyai

« もやいの仕事 - 設計事例新築一覧

龍野の「楓舎」 »

コンテンツリスト