土と自然素材を研究しながら地球のこと健康のこと空間のことを考えて住宅及び建築を創っています

「宍粟の森の木」の取組みについて（H14.5.21)

「木造住宅研究会」の５月研究会で宍粟郡山崎町の林産地ネットワークの取組みを見学に行った。
この「宍粟の森の木」ネットワークは、現在兵庫県の中で、唯一、地元木材の高品質を確保した、桧や杉材を供給しようと取組んでおられるグループです。
地元の林業家や製材所、工務店が集まり「近くの山の木で家を建てる」運動に取り組んでいるｸﾞﾙｰﾌﾟ
私のクライアントとも見学した「しそう杉の家」のモデルハウスも山崎に建て、熱心に取組んでおられる。
このモデルハウスでは体験宿泊も可能だそうです。
代表の三渡氏には、４月研究会にも参加して頂き、林産地の現況や取組みを説明して頂いた。
今回は実際の取組みを見学して、これからのネットワークを広げるための「山見学ツアー」の実施。
今回のミニツアーの参加者は研究会会員の設計事務所の所長とそのスタッフで１５名のツアーであった。
午前９時にＪＲ姫路駅に集合して、マイクロバスでまずは波賀町の伐採現場へ
その後おいしい「揖保の糸」の流しそうめんの昼食
昼から林産試験場での実物杉の梁の破壊実験→製材所見学→自然乾燥のストックヤード見学→プレカット工場見学→モデルハウス見学
と通常は２日間かけて行うスケジュールを１日で消化すると言う超ハードな日程でした。
詳しいレポートは参加した女性設計者の「舟越」さんが詳しく報告して頂いていますので、御覧下さい。
ここでは、その模様を簡単に報告します。

■画像クリックで拡大表示■

この様に盛沢山の内容であったが、充実した見学会でした。
今後、「宍粟の森の木」ネットワークとは是非、情報交換を進めていきたいと考えています。
「宍粟の森の木」見学希望の方はいつでも引き受けてもらえますよ！
代表の三渡さんはじめ、「宍粟の森の木」ネットワークの皆さん、
ありがとうございました。感謝！

文:Moyai　H14.8.7

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